介護関係の仕事にはどのようなものがありますか?
- 2020.06.19
介護のお仕事は、高齢者の食事の介助、入浴の介助、トイレの介助など
高齢者に直接かかわるお仕事だけではありません。
大きく分けますと、次のふたつに分かれます。
・高齢者を介護する仕事(在宅の仕事・施設の仕事)
・間接的に介護の仕事に携わる周辺業務
間接的なお仕事では、介護施設や事業所での管理的なこと
つまり介護報酬の請求をするなどの、事務的な内容をあつかう仕事になります。
これら間接的なお仕事も、事業所の運営をスムーズにし
従業員が安心して介護サービスを提供するための
なくてはならない重要なお仕事です。
また
直接的に高齢者を介護する仕事は
訪問介護などの在宅サービスをはじめとして
老人ホームなどの介護施設、そして医療機関にも広がりをみせています。
そして、サービスや職種によって仕事の内容もさまざまです。
それにともなって必要な資格も変わります。
老人ホームなど、施設に入所している利用者に対しては
起床、着替えの介助から始まり、食事介助、おむつ交換、入浴と
施設で決められたスケジュールをもとに、利用者のケアプランに沿った支援を行います。
いっぽう在宅介護では、一人一人に異なるサービスをおこなっていきます。
このように多くのサービスを包括的におこなうのが介護の仕事といえます。
直接的なサービスも、間接的なサービスも
目的は介護を要する高齢者のかたの自立を支援していく
専門的な仕事といえます。
日本から海外に視野を広げますと
地球規模で人口の高齢化が進んでいます。
日本が今まで進めてきた、このような介護保険制度と
それに付随する介護サービスは、高齢化の著しいアジア諸国からも
先行事例として注目されています。
これから介護の仕事を志す方、介護の仕事に関心のある方には
これからもどんどん理解を深めてもらえたなら
これほどうれしいことはありません。
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