認知症に対する日本の取り組み
- 2020.05.20
認知症とは、現代特有の症状のように思われがちなのですが
じつは、そうではありません。
認知症は、江戸時代や戦前にもあったと文献に記されてもいるようですし
さらには、古代にも存在していたようです。
現代よりも平均寿命が短かった時代は
認知症の患者数が少なかったので、見過ごされてきたのかもしれません。
日本において認知症がクローズアップされ始めたのは1970年代からです。
そのころ、認知症の人は家に閉じ込められ、隔離された状態で生活していました。
また、1980年代に入ると、認知症は精神疾患とされて
福祉ではなく医療の対象となりました。
団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になる2025年。
そのころ、認知症の高齢者は約700万人に上るだろうと推計されています。
現在、それに対応できるようにと、官民一体となった対策が始まっています。
「認知症カフェ」は、厚生労働省が発表している
「新オレンジプラン(認知症施策推進総合戦略)」の一環として行われているサービスです。
認知症の方とご家族が、地域住民や介護・福祉・医療の専門家と
身近な場所で集い、定期的な交流を図る場所として利用されています。
「RUN伴(ランとも)」は、認知症の理解を深めてもらうために
今まで認知症の人と接点がなかった地域住民と、認知症の人や家族
医療福祉関係者が一緒にタスキをつなぐイベントです。
台湾などの海外にも広まっています。
認知症の方が、住み慣れた場所で自分らしく暮らせるには
地域および社会の理解と変革が欠かせません。
名古屋市にある「ヘルパーステーションFlower」では
「心も体も十人十色。私たちはご利用者様の笑顔と社会の懸け橋になります」
このコトバをモットーに、心温まるサポートを提供しております。
また、訪問ヘルパー、移動支援スタッフを募集中です。
ブランクのある方も歓迎します!
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