ヘルパーとして活躍するために必要な資格・勉強は?

  • 2019.03.20

ヘルパーとして働くためには、介護の資格が必要となります。まずはホームヘルパーの資格取得を目指して勉強してみてはどうでしょう。ホームヘルパーの資格は、いくつか段階があって、ヘルパーとしての知識や経験がない人が最初に取得する介護職員初任者研修という資格は、約3ヶ月程度で取得することができます。もちろん、勉強や経験を積むことで、資格取得の難易度はあがり、介護福祉士という国家資格もあります。

ヘルパーとして働いてみたいけれど、資格取得のための費用は出せないしという場合は、介護施設によってはホームヘルパーの資格取得費用の負担をしてくれるところもありますので、そのような職場を選んでヘルパーとしてのスタートを切ってみるのもいいのではないでしょうか。

2013年まではホームヘルパー2級、1級と級で表していましたが、今現在は、介護職員初任者研修、実務者研修という風に名前が変わっています。ホームヘルパー2級に相当するのが介護職員初任者研修で、ヘルパーとしての基本的な知識や倫理、実務を習得した人が得ることができる資格です。

ホームヘルパー1級に相当するのが実務者研修で、介護職員初任者研修という基礎から発展した知識や技能にプラスして、医療的ケアの分野の知識や技術を習得していきます。この資格を取得することで、これまでは禁止されていた「喀痰吸引」も行うことが可能となっています。

介護に携わる国家資格として介護福祉士という資格がありますが、この資格を取得するためには実務経験が必須となったり、所定の養成施設を卒業しなければ受験資格を得ることができないさらに難しい専門性の高い資格となっています。